製品開発

妥協なき製品開発への道のり

多段階にわたる「安全性」・「有用性」の評価

製品化は大きくわけて2つのプロセスがあります。一つは「製品をどのような形状・形態にするのか(製品仕様の設計)」、もう一つは「どのような製造工程でそれを生産するのか(製造工程の設計)」です。
その2つのプロセスでは、健康成分が保たれているのかという「有用性」の視点と、不純物や微生物などが入っていないかなどの「品質」の視点と、さらには時間経過に伴い味や形態に変化が見られないかという「保存性」の視点から、お客様に安心して召し上がっていただける製品に仕上げるための様々な検証作業を行っています。それぞれのプロセスにおいて、独自の厳しい基準をクリアしてはじめて、味の素(株)のサプリメントとして世にでることになるのです。

技術の再検討や数値の妥当性など、製品化の段階では「当たり前」と見逃されてしまいがちな内容にもメスを入れ、細かな確認作業が積み上げられていきます。

「お客様視点で行う工夫の数々

私たちは、お客様が実際に飲まれるシチュエーションや成分保持、飲みやすさといった観点から、形態などを決めていきます。ある製品の試作段階では、「有用性」を得るためには1日に10粒が必要という結果がでたことがありました。これは現実的な摂取量ではないことから、2年以上の月日をかけて、1日2粒で必要な量を摂取できるように研究を重ねました。また適正量をとっていただきやすい工夫も行っています。例えば顆粒タイプの製品では、1袋にまとめて入れる形態ではなく、1日に飲む量がわかりやすいスティックタイプを取り入れています。

「飲みやすさ」もお客様に続けていただくための大きな要素です。私たちは、お客様に満足していただくために、様々な検討や工夫を重ねています。